今回は、中古物件の浄化槽についてお話したいと思います。
最近は新居として、中古物件・築古物件をご購入される方も多く、また販売数も以前より増えてきた印象です。新築とはまた違った魅力がありますが、中古ということで注意すべき点も幾つかございます。浄化槽においても、新築物件とは異なる注意点がございます。
中古物件のご購入の際は、”現状渡し”という言葉がよく使われます。この場合は現状の状態そのままでご購入し、”修繕・修理、リフォーム等”は必要に応じてご購入者様の負担として対応していく事になります。目に見える部分は事前に状態を把握した上でご購入できますが、浄化槽となると専門的である事もあり、ご購入者様が事前に状態を把握できない事が多々あります。
ご入居前後に早めの維持管理契約を
中古物件も新築住宅と同様に、ご入居前後に維持管理契約を交わす必要がございます。新築物件の場合はご契約後速やかに浄化槽使用開始の初期作業(薬剤の設置・シーディング材の投入・稼働確認等)を行いますが、中古物件の場合も同様に、薬剤の設置の確認や故障の有無も含め、稼働確認・状態確認を行う必要があります。
作動確認・状況確認を行ってから浄化槽の使用を
ご購入の物件の中には、浄化槽が故障状態であったり、どこかに不具合を抱えたままになっている場合もございます。また、新築物件とは違い、前入居者様が浄化槽清掃を行わずにご退去されていたりすると(※1)古い汚泥が残ったままの場合もございます。これらの場合は故障の修繕や部品の取替、及び清掃の実施等を行ってから浄化槽を使用していく必要がございます。
※1…浄化槽設置のお宅からお引越しの際は、ご退去時に浄化槽清掃の実施をお願いいたします。
北名古屋市・岩倉市の中古物件浄化槽維持管理はアイホクへ
弊社では中古物件の場合、浄化槽がすぐに使える状態にあるかどうかを確認し、修繕や部品の取替、清掃の実施等が必要である場合は速やかにご案内を差し上げております。状態の確認が遅れ不具合を持ったまま使用し続ける事によって、浄化槽の復旧に多大な時間と費用がかかる場合もございますので、ご入居の際は速やかにご連絡頂き、浄化槽の確認と維持管理契約をご依頼頂けたらと思います(詳しくは、
弊社ホームページもご覧ください)。
野口